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院長先生のミニコラム

放っておくと不妊症!?

今回は感染しそのまま放っておくと不妊症になってしまう性器クラジミア感染症についてです。

この病息は、男性精液や女性膣内分泌物に混入しているクラジミア菌によって性行為で感染し、男女とも性的行動の活発な若年層に多く、特にその傾向は女性に多く見られます。

女性の場合、先ず子宮頸管部で感染を起こし、次いで上行性に子宮内膜炎、卵管炎、骨盤腹膜炎を起こし、慢性の炎症の持続によって子宮付属器のダメージおよび癒着によって不妊が起こります。やっかいなのは、この間、劇症型の骨盤腹膜炎を起こさない限り80%は無症状で、あっても軽度のおりものの増加や不正出血程度であることです。

このように、女性では感染を受けても自覚症状が乏しいため、無自覚のうちに男性パートナーや出産児へ感染させてしまうことがあるので注意が必要です。この病気は、初期に発見し正しい治療をすれば、子宮付属器にダメージを与えることなく治せます。何か症状を感じた時、パートナーが代わった時やリスクの高い相手との性行為があった時は、早いうちに検査を受けられることをお勧めします。


協力:西川婦人科内科クリニック(院長/西川吉伸 名誉院長/西川潔)
大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビル8階
TEL 06-6201-0317
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