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院長先生のミニコラム

『本当は怖い?月経痛』

   月経痛の自覚には、かなりの個人差があり、その原因も様々ですが、特に激しい場合には「子宮内膜症」の可能性が考えられます。これは受精卵のベッドとなる子宮内膜が、子宮の内側以外の卵巣や卵管等の附属器周辺に増殖するもので、本来、内膜は妊娠の不成立で不用になれば、月経血として体外へ排出されますが、子宮の内側以外の出口のない部位で増殖すると、その場に古い血液が溜まり、炎症および癒着を引き起こします。   現時点では、閉経とともに終息するものと考えられており、治療としては疼痛管理が一般的です。しかし、最近の調査によると、卵巣がんの罹患者の約20 %に子宮内膜症の合併が認められるとの報告がありますから、「生理痛ぐらいで」と我慢せず婦人科できちんと検査しましょう。


協力:西川婦人科内科クリニック(院長/西川吉伸 名誉院長/西川潔)
大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビル8階
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