トップページに戻る PDF版インデックス 御堂筋新聞について お問い合わせ

院長先生のミニコラム

『そのままにしないで!無月経』

 女性にとって月経のトラブルは様々です。その中でも、月経がなかなかこない!という女性も少なくないのではないでしょうか。無月経を長期間放置していると、治療しても月経の回復が難しく、妊娠もしにくくなります。また、エストロゲンの不足から、20代や30代の女性でも更年期のような症状がみられることもあり、将来、骨粗しょう症になる可能性も高まります。
 これまであった月経が3ヶ月以上ない場合を続発性無月経といいます。また、18歳になっても初経がない場合を原発性無月経といいます。無月経の原因で考えられるのは、月経や排卵を調節しているホルモンバランスの崩れや不足です。最近では、若い女性がダイエットにより無月経になるケースが増えています。過度の食事制限や激しい運動はホルモンバランスを崩すだけでなく、エストロゲンを作り出す脂肪を必要以上に減らしてしまうのです。また、ストレスや不安といった精神的要因に加え、子宮や膣の異常も無月経の原因として考えられます。
 無月経を含め、様々な月経異常の治療法はかなり共通しています。原因が明らかな場合は、まずその原因を取り除き、必要に応じてホルモン剤によりホルモンバランスの崩れや不足を修正します。そして、妊娠を希望する場合には、排卵誘発剤を使用することもあります。
 妊娠希望の有無にかかわらず、月経異常がある場合はなるべく早く治療することが大切です。


協力:西川婦人科内科クリニック(院長/西川吉伸 名誉院長/西川潔)
大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビル8階
TEL 06-6201-0317
http://www.nishikawa.or.jp/