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院長先生のミニコラム

『ご存知ですか?月経前の不快な症状』

 月経前の不快な精神および身体症状を特徴とし、女性のQOLを著しく損なう症状のことを、月経前症候群(PMS)といいます。精神症状では『イライラ』や『うつ症状』『不安』を特徴とし、身体的症状では『乳房痛』『下腹部膨満感』『頭痛』『むくみ』を特徴とします。これらの症状は排卵後に卵巣から分泌される黄体ホルモンの影響によって引き起こされることが分かっています。
 日常生活で支障が出るようなPMSを我慢している人が日本では約200万人近くいると言われています。治療方法は主にカウンセリングや生活指導、食事療法として炭水化物摂取を促進し、人工甘味料の摂取の制限が勧められています。また生活習慣として、規則正しい生活や十分な睡眠、適度な運動量のスポーツを定期的に行うことが勧められています。薬物療法としては、不安に対する精神安定剤、むくみに対する利尿剤、頭痛・腹痛に対する鎮痛剤などの対症療法と、抗うつ剤やピルの使用、あるいは漢方療法などが有効です。
 このような症状でお悩みの方は、適切なアドバイスと治療により対人関係やQOLを向上することができるので、一度婦人科で相談してみてはいかがですか。


協力:西川婦人科内科クリニック(院長/西川吉伸 名誉院長/西川潔)
大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビル8階
TEL 06-6201-0317
http://www.nishikawa.or.jp/