トップページに戻る PDF版インデックス 御堂筋新聞について お問い合わせ

院長先生のミニコラム

『乳がんも早期発見で怖くない!』

 乳がんは乳管と乳腺に発症するがんで、欧米と比較して少ないのですが、年々増加傾向が認められます。その原因としては、晩婚化、肥満、高カロリー、高脂肪食というライフスタイルの変化が考えられます。30代後半より急増し、40〜50歳代に多く発生します。  
 乳がんの症状は、「しこりがある」「乳頭から血液のようなものが出た」「乳房が痛む」この3つが主な訴えで、放っておくと次第にしこりは大きくなり、さらに進展すると脇の下や鎖骨の上下のリンパ節に転移したり、また肝臓や骨、肺に転移することがあります。  
 乳がんは5oから1pぐらいの大きさになると、自分で触っても探すことが出来ます。したがって早期発見のためには、自分で気づくことが大切です。これらのしこりや分泌物の変化を手がかりに、医師による視診、触診、超音波検査、マンモグラフィーあるいは細胞診などにより診断されます。  
 乳がんの基本治療は乳房切除ですが、最近では最小限の切除で乳房を温存する治療法が行われ、手術後の再発を予防するため、放射線治療や薬物療法が行われます。早期に発見出来れば、きわめて生存率の高いがんです。乳がんは自分で触って見つけることの出来る唯一のがんなので、日頃から、しこりや外観の変化などを自分でチェックし、定期的な集団検診などにより早期発見することが何よりも大切です。

協力:西川婦人科内科クリニック(院長/西川吉伸 名誉院長/西川潔)
大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビル8階
TEL 06-6201-0317
http://www.nishikawa.or.jp/